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 7月1日に中国への返還20周年を迎える香港で26日、香港の民主化を訴える政治団体などが、返還を記念するモニュメントを黒い布で覆う抗議活動を行った。駆けつけた警察側が、すぐに撤去した。

 金色のモニュメントは高さ約6メートルあり、香港を象徴する「バウヒニア」の花をかたどっている。中国政府から香港に贈られ、1997年に返還式典が開かれた海辺の広場に設置されている。地元メディアによると、民主派の政党「香港衆志」など3団体のメンバーが26日早朝、モニュメントに登り、黒い布をかぶせたという。

 団体側は「黒い布で覆われた金色の花は、議員資格を取り消すなど政治がコントロールされる『一国二制度』の危うさを示している」などとする声明を公表した。

 モニュメントのある広場や隣接する施設では、毎年7月1日に記念式典が開かれている。今年は習近平(シーチンピン)・中国国家主席が出席する予定だ。(香港=西本秀

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