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 茨城県大洗町の日本原子力研究開発機構大洗研究開発センターで作業員が被曝(ひばく)した事故で、量子科学技術研究開発機構の放射線医学総合研究所(千葉市)は26日、2回目の入院をしていた5人全員が退院したと発表した。5人は尿からごく微量のプルトニウムが検出され、内部被曝が確認されていた。18日から再入院し、体内の放射性物質の排出を促す薬剤の点滴治療を受けていた。体調に特段の変化はないという。

 放医研は作業員の尿や便などの分析を進め、早ければ今月末にも5人の大まかな被曝量を算出できる見通しという。3回目の入院と点滴治療の実施については、それぞれの被曝量などから判断するという。

 5人は事故翌日の今月7~13日の間、放医研内の病院に入院し、同じ薬剤での治療を受けた。治療開始後の尿中のプルトニウム量が増えたことから治療に効果があるとして、2回目の治療が行われていた。