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 大手通販サイト「ヤフーショッピング」が、出店者が広告料を多く払う商品を検索結果の「おすすめ順」の上位にくるよう優遇しながら、「広告」と表示していない問題で、ヤフーは28日午前、サイト上の説明を一部変更した。おすすめ順の説明ページにつながるリンクを加えたが、どの商品に広告料が払われているかはわからないままだ。

 新たな表示では、商品を検索すると検索結果の上部に「おすすめ順とは?」というリンクが出る。クリックすると「ヘルプページ」が表示され、広告料金が順位に影響することが説明されている。

 ヘルプには「Yahoo!ショッピングはモール型のインターネット通販カタログです。その一部についてはストアから広告料金をいただいています」との説明も加えた。これらの変更は、朝日新聞の報道を受けた対応だという。

 一方で、商品そのものには「広告」といった表示は加えられておらず、利用者にとっては、どの商品が広告料によって「おすすめ順」の上位に表示されているのかはわからないまま。広告料次第で、価格が高い商品の方が上位に来る可能性がある仕組みも変わっていない。

 おすすめ順は、商品を検索すると最初に出てくるページ。ヤフーは商品の価格や出店者の評価などを自動で点数化し、高い順に表示しているが、2015年4月からは、出店者が販売価格に対する広告料(現在は1~30%)を払えば点数が上乗せされ、表示順位が繰り上がる仕組みになった。だが、検索ページ中では、広告料が順位に影響するという説明はなかった。(奥田貫)

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