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 ミャンマー北東部シャン州で政府軍が少数民族武装組織を取材した地元記者3人を拘束し、警察が28日、違法な組織と接触した罪で起訴した。ベテラン記者らでつくるミャンマー報道委員会は即時解放を求める文書を軍に提出。現地の米大使館も「現状を懸念している。報道の自由は欠かせない」との声明を出した。

 軍の発表によると、武装組織「タアン民族解放軍(TNLA)」と接触したとして、地元メディアの「ビルマ民主の声(DVB)」の記者2人と「イラワジ」の1人を26日に拘束した。3人はTNLAが主催した違法ドラッグ根絶の催しを取材していた。

 TNLAは非合法組織とされ、関わりを持つと法律で罰則が科される。だが、2014年にメディアは戦闘や暴動の取材で拘束を受けないとする法律もでき、報道委員会によるとそれ以降、記者の拘束はなかった。軍とTNLAの間では20日から戦闘が激化。双方に犠牲者が出ている。(ヤンゴン=染田屋竜太)

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