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 7月に開催する方向で調整していた日中韓首脳会談が見送られたことがわかった。複数の政府関係者が28日、明らかにした。

 日本政府は7月中下旬の日程で中韓両国に打診。政府関係者によると、28日までに中国側から「7月後半の開催は難しい」との連絡が日本側にあり、日本から韓国側に「7月開催の可能性はなくなったため、改めて候補日程を打診する」と伝えたという。

 米軍の高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD〈サード〉)の韓国配備に中国が反発し、中韓関係が冷え込んでいることが背景にあるとみられる。日本政府関係者は「3カ国の協力を話し合う場だが、中韓関係が影響した」と話す。

 日本政府は当初、昨年12月の開催を調整していたが、韓国の朴槿恵(パククネ)前大統領が大統領権限を停止され開催は延期に。改めて今年7月の開催を打診していた。(松井望美)