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 将棋界の最多連勝記録を30年ぶりに塗り替えた中学生棋士、藤井聡太四段(14)が2日、東京都渋谷区の将棋会館で「30連勝」をかけた対局に臨む。新記録を達成してから初めてとなる対局は、タイトル挑戦・獲得という新たな目標へ向けての第一歩となる。

 「タイトルを狙える棋士になりたい」

 歴代単独1位となる公式戦29連勝を達成した6月26日夜、藤井四段は記者会見でこう語った。「今は実力をつける時期」と繰り返してきたこれまでと違い、やや踏み込んだ発言だった。

 将棋界では「タイトル」獲得が最も評価される。タイトル保持者はトップ棋士で、かつ将棋界の顔だ。タイトルは名人(めいじん)、竜王(りゅうおう)、叡王(えいおう、今年新設)、王位(おうい)、王座(おうざ)、棋王(きおう)、王将(おうしょう)、棋聖(きせい)の八つ。いずれも予選リーグ・トーナメントを勝ち抜いた挑戦者が、タイトル保持者(前年覇者)と「七番勝負(名人、竜王、叡王、王位、王将)」「五番勝負(王座、棋王、棋聖)」を戦い、タイトルを争う。

 藤井四段が最も近いタイトルは竜王戦だ。29連勝した6月26日の対局は渡辺明竜王(33)への挑戦権を争う決勝トーナメントの1回戦だった。7月2日の佐々木勇気五段(22)戦はその2回戦。挑戦者になるまであと6勝あげなくてはならない。その壁も高い。タイトル保持者や名人への挑戦権を争うA級(5クラスある順位戦の最高位)に所属するトップ棋士が待ち構える。元A級の阿久津主税八段(35)や、久保利明王将(41)、さらに勝ちあがれば羽生善治三冠(46)とも対戦する可能性がある。

 同じく14歳でプロ入りした谷…

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