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 防衛省は29日、安全保障関連法制に基づき、国連平和維持活動(PKO)での「駆けつけ警護」や宿営地を守る「共同防護」の新任務を想定した多国間の共同訓練に、陸上自衛隊が初めて参加すると発表した。

 この訓練は、7月23日から8月5日までモンゴルで開かれる「カーンクエスト17」(米軍・モンゴル軍主催)。ウランバートルの南西約50キロにある「ファイブ・ヒルズ訓練場」で実施される。海外での活動で先遣隊となる陸自の中央即応集団の隊員ら約45人が参加し、PKO活動に伴う検問や救護などを想定した訓練の中で、駆けつけ警護などの訓練も実施するという。

 陸自トップの岡部俊哉陸上幕僚長は29日の記者会見で「PKOの課目は世界各国で共通にやられている。部隊を派遣して訓練に参加させ、新しい情報を共有し、技量、練度を向上させていく意義がある」と述べた。陸自はカーンクエストには2009年から参加していた。今年の訓練には、米国やモンゴルのほか中国や韓国など計27カ国から約千人が参加する見通しという。(土居貴輝)

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