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 「事実無根」「選挙妨害」。自民党の下村博文・幹事長代行は29日、急きょ開いた記者会見で「加計(かけ)学園から闇献金」とする報道を強い言葉で否定した。しかし、学園幹部が持参したという現金200万円のパーティー券購入者については明確にしなかった。

 「『加計学園からの闇献金200万円』という記事は事実に反します」

 29日午前、自民党本部で記者会見を開いた下村博文氏は冒頭、政治資金パーティー券の購入費用として加計学園から200万円が入金された、とする週刊文春の報道を否定した。

 下村氏はA4判3ページの資料を報道陣に配り、淡々と読み上げながら記事の内容にひとつひとつ反論した。「日程の都合上」として30分に区切った会見の半分ほどを説明に充てた。

 下村氏は、記事のよりどころとなる内部資料を漏らしたのが自身の元秘書だった可能性にも言及。「元秘書にも大きな疑念を持たざるを得ない」と語った。

 その後、質疑応答に応えた下村氏は、「道義的な責任」について聞かれると、「私がですか?」と切り返し、「事実と全く違いますから責任を取る立場では全くない」と断言した。「説明は十分か」との質問に対しては、「疑義があれば質問してください。誠実に答えます」と述べた。

 ただ、加計学園の元秘書室長がパーティー券を購入するための現金を預かったとされる「11名の個人及び企業」の質問が続くと、「詳しくは聞いていない」などとして明らかにせず、「20万円以下のパーティー券については、政治資金規正法で名前を出さなくていいことになっている。プライバシーの問題もあるので、確認の方は努力したい」と述べるにとどめた。

 一方で、「(学園理事長の)加計孝太郎さんの名前は入っていないとは聞いている」と否定した。

 100人ほどの報道陣が詰めかけたこの日の記者会見。下村氏が会見を開いた理由に挙げたのが7月2日投開票の東京都議選だ。自身が自民党東京都連会長を務めていることに触れ、文春の記事を「選挙妨害目的と受け止めざるを得ない」と断じ、30分余りの会見の最後にこう呼びかけた。

 「都議選(の選挙運動)は、きょうを含めて3日。さらに疑念があれば丁寧にお答えしますが、都議選が終わってからにしていただきたいと思います」

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