北京=延与光貞
2017年6月30日03時08分
獄中で末期の肝臓がんと診断された中国の著名人権活動家、劉暁波(リウシアオポー)氏(61)と妻劉霞(リウシア)氏(56)が海外出国を希望している問題で、中国司法省高官とドイツなど欧米の在北京大使館関係者が29日、協議した。欧米側は早期出国を求めたが、中国側は劉暁波氏の病状が重いことを理由に要請を拒んだ。
複数の関係者が明らかにした。
関係者によると、協議には劉氏夫妻の出国希望を受けて中国政府と交渉しているドイツのほか、米国や欧州連合(EU)の外交官らが加わった。中国側は、刑務所を管轄する司法省の次官が対応した。
欧米側が「人道的な配慮」を理由に劉氏の海外での治療を求めたのに対し、中国側は「病状が重く、長時間の移動はふさわしくない」と主張。「夫妻は現在の治療態勢に満足している」とし「自ら海外に行きたいと望んでいるわけではない」とも述べたという。
だが、支援者などによると、夫…
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朝日新聞国際報道部