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 家具チェーン大手のニトリホールディングスは30日、東京のJR渋谷駅近くに大型店をオープンした。店舗面積は都内のニトリ店舗で最大となる約5千平方メートル。家具とともに生活雑貨を充実させた。若者が多いエリアへの出店で、購買層の裾野拡大を狙う。

 ニトリ渋谷公園通り店は地上9階建て。若い年代を意識して、低価格帯の家具や明るい色の商品を前面に出し、都内の店舗で最も多い約9600商品を扱う。似鳥昭雄会長は「持てる技術を出し切って(家具と生活雑貨の)コーディネートを提案し、20~30代の気持ちをつかみたい」という。

 郊外の大型店の出店余地が減るなか、ニトリは都心部への出店に注力。15年に銀座の商業施設に出店。昨年末には新宿、今年3月には池袋の百貨店にも店を出した。

 ただ、都心部でも飽和感が出始めている。次の一手として、売れ筋の生活雑貨を扱う小型の店舗「ニトリ エクスプレス」を3月から都市部の商業施設に展開。4月には中古住宅のリフォーム販売会社「カチタス」と提携。住宅と家具のセット販売などを検討している。(和気真也)

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