拡大する写真・図版 納屋橋の橋桁や、旧加藤商会ビルの外壁の色合いを取り込んだ再開発ビル「テラッセ納屋橋」(奥)=名古屋市中村区から、戸村登撮影

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 歴史の面影を取り込んだ再開発ビル――。名古屋市中区栄一丁目に6月30日完成した再開発ビル「テラッセ納屋橋」だ。外装のデザインに、ビル近くの納屋橋や、橋の横に残る近代建築、堀川護岸の積み石の色合いが反映されているという。

 テラッセ納屋橋は、29階建ての超高層マンションなど4棟からなる再開発ビル。暖色系で柔らかな色合いの外観が特徴だ。デザイン監修を担当した「光井純&アソシエーツ建築設計事務所」(東京)によると、再開発ビルと一体化して見えるよう、納屋橋に残された大正時代の装飾や、橋の横に立つ昭和初期の国の登録有形文化財「旧加藤商会ビル」(中区錦1丁目)の意匠や色彩を外装デザインに取り込んだという。

 再開発組合によると、超高層マンションやオフィスビルでは7月下旬から入居が始まる予定。商業棟のスーパーマーケットなどは9月末にも営業を始める見通しだという。(戸村登)