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 国内最大級のウミネコの繁殖地となっている利尻島で、羽毛が濃い金色のヒナがすくすく育っている。

 島で15年前からウミネコの調査を続けている北海道大学水産科学院の風間健太郎さん(36)が6月29日、数万羽が繁殖するコロニーで偶然見つけた。「普通のヒナは暗灰色。これまで数万羽以上のヒナを見てきたが、こんな色のヒナを見るのは初めて」と写真に収めた。

 ウミネコの子育ても終盤に入り、8月中旬から巣立ったヒナと越冬のため、本州へ南下する。島にクマやキツネ、ヘビはいないが、カラスやハヤブサがヒナや親鳥を狙っている。風間さんは「成長すると何色になるのか見てみたい」と無事を祈っている。(奈良山雅俊)