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 熊本県は30日、球磨郡の3歳の男児が腸管出血性大腸菌感染症に感染し、重篤な症状が出て入院したと発表した。加熱が不十分な食べ物からの感染が多い同症の感染者数が増えており、注意を呼びかけている。

 県によると、男児は25日に下痢や嘔吐(おうと)などの症状が出て26日に入院。回復しないため、28日に別の病院に移り、県の検査などで急性腎不全などの重篤な症状が出る溶血性尿毒症症候群(HUS)の発症が判明した。家族や周囲に感染者はおらず、県は感染原因などを調べている。

 この感染症は肉類などの加熱や、調理前の手や器具の洗浄が不十分だった場合の感染例が多い。今年の感染者は計22人で、うち10人が19~25日に集中。県は菌が繁殖しやすい夏場に向けて注意を呼びかけている。

 

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http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(平井良和)