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 牛乳やヨーグルトをかけて食べるシリアル「グラノーラ」が人気です。「低糖質」や「腸活」などの健康志向の高まりを受けて、商品の種類も増えています。

 グラノーラは、麦や玄米などの穀物に、ハチミツや砂糖を混ぜて焼いたシリアル。ざくざくとした食感が特徴で、レーズンやイチゴなどのドライフルーツが入った商品が多い。

 日本スナック・シリアルフーズ協会によると、コーンフレークの出荷金額が減少傾向にある一方、グラノーラの出荷金額は2008年から増え続けている。16年は453億円で、12年の約5倍に達した。同協会の岩片弘信専務理事は「手軽でおしゃれに食べられる点やビタミンや鉄分を豊富に含んでいる点などが受けてきた」と分析する。

 大阪市淀川区のライフセントラルスクエア西宮原店では、シリアルコーナーの大部分をグラノーラが占める。売り場の担当者は「若い女性客が多いが、年配の方からの問い合わせも増えてきた」と話す。

 メーカー各社は、ご飯やパンに続く「第3の朝食」にしようと工夫を凝らす。糖質や脂質を減らした健康志向の商品、歯につきにくく食感も軟らかい子ども向けの商品、温かい牛乳をかけてもふやけにくい秋冬用の商品など、種類を増やしている。

 昨年、話題を集めた商品がある。帝人がオーストラリアのベンチャー企業と共同開発した穀物「スーパー大麦」を使ったグラノーラだ。腸の奥まで届きやすい食物繊維を多く含み、排便を促す効果をうたう。腸内環境を改善して体調を整える「腸活」が注目を集めていることもあって、完売状態が続いているという。(新田哲史)

香ばしさ保って糖質オフ

 カルビーの「フルグラ 糖質25%オフ」は、生地に豆乳や大豆たんぱくを使うことで、同社で1番人気のグラノーラ「フルグラ」の糖質を25%減らした。トッピングの一部にクルミやアーモンドを使い、糖質を抑えながら、香ばしさも保った。600g入りで、市場想定価格は千円前後。

繊維豊富なスーパー大麦

 日清シスコの「スーパー大麦 グラノーラ」は、帝人が開発した「スーパー大麦」を使った商品。通常の大麦よりも多くの食物繊維を含み、腸内環境を整えやすいという。1食で1日に必要な食物繊維の3分の1以上摂取できるという。イチゴやリンゴなどの4種の果実も入っている。200g入りで、希望小売価格は540円。

甘さ抑えて「和」の素材

 日本ケロッグの「玄米グラノラ」は、玄米が主原料のグラノーラで、カルシウムやビタミンDなどを多く含む。甘さが苦手な人でも食べやすいように甘さを抑え、ほんのり黒蜜の味がするという。トッピングもアンズ、黒豆、小豆、カボチャの種と「和」の素材を入れた。400g入りで、参考小売価格は677円。

だしの味、お茶漬け風にも

 むらせの「ライスグラノーラ 和風だし味」は玄米が主原料の商品で、甘くなく、塩気のあるだしの味がする。トッピングは紫芋、ニンジン、インゲン、レンコン、トウモロコシなど。お湯やお茶をかけてお茶漬け風にしたり、サラダにかけたりしても食べられる。220g入りで、店頭参考価格は498円。

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 主なメーカーの特徴的な商品を選びました。価格は税込み

(きりとりトレンド)

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