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 白髪をあえて染めず、「グレーヘア」を楽しむ女性たちが増えています。自然体で自分らしくありたい、白くなった髪もファッションの一部として楽しみたい、といった思いが背景にあるようです。

 日本橋三越本店のカルチャーサロンで5月末、グレーヘアに似合うファッションの講座が開かれた。講師はスタイリストの石田純子さん(61)。「グレーヘアにしておしゃれをしている人って、すてきですよね。先輩としてあこがれます」と切り出した。

 石田さんの知り合いのモデルが、緑色のチュニックや赤いゆったりしたトップスの着こなしを披露した。「髪が真っ黒だと、明るい色の服を着たときにコントラストがきつくなる。グレーヘアなら、きれいな色の服が選びやすく、おしゃれの幅が広がります」

 講座はカルチャーサロンと主婦の友社が共同で企画した。主婦の友社は、グレーヘアを楽しむパリの女性たちを紹介した写真集「パリマダム グレイヘア スタイル」を出版。60代以上の日本人女性をモデルにした写真集「OVER60 Street Snap」のシリーズも手がけている。

 同社の編集者、依田邦代さん(58)は「『白髪を染めず、ありのままの自分を偽らずに生きたい』という姿勢に共感する人も多いと思う。ただ、いったん染めると周りの目も気になって、染めるのをやめるには勇気がいる」と指摘する。

 「年齢を感じる」とネガティブにとらえられがちな白髪をポジティブにとらえれば、もっと前向きにハッピーになれるのでは――。そう考えて、講座を企画したという。30人ほどを想定していた講座には、予想を超える約60人から申し込みがあった。

 講座に参加したフリーライターの朝倉真弓さん(45)は20代から白髪を染めてきた。ヘアカラー剤で頭皮が痛み、髪が伸びて根元にほんの少し現れた白い部分が気になる。45歳になったのをきっかけに、染めるのをやめようと決心した。「グレーヘアって悪いことじゃない。うまく生かせばおしゃれなんだなって、気持ちが明るくなりました。グレーヘアでやっていく自信になりました」

■エイジング、隠さない…

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