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 大手コーヒーチェーン「コメダ珈琲(コーヒー)店」に店舗の外観などが似ているとして、コメダ側が和歌山市の喫茶店運営会社に対し、店舗外観などの使用差し止めと損害賠償を求めた訴訟の和解が、東京地裁で成立していたことが分かった。和解は5日付。

 訴状によると、コメダ側は和歌山市の喫茶店の屋根や窓の形、内装のほか、提供する飲食物と食器の組み合わせなどが、コメダと酷似していると主張。不正競争防止法に基づき、店舗外観などの使用差し止めと約2千万円の損害賠償の支払いを求め、一昨年5月に提訴した。

 コメダ側は仮処分の申し立てもし、地裁は昨年12月、三角屋根や店内のボックス席の配置など「あまりに多くの特徴が類似している」と判断。店舗の使用を禁じ、店舗の写真や絵を印刷物やウェブサイトに載せてはならないと命じた。

 コメダホールディングス(名古屋市)は「和解は事実だが、守秘義務があり具体的な内容はお話しできない」としている。(後藤遼太)