拡大する写真・図版スタッフの説明を受けながら織る塩原直美さん

 大ベストセラーになっている「応仁の乱」。今年は「応仁の乱」から550年の節目の年となります。同時に「西陣織550年」でもあるということになります。

 本を読んだ方も読んでいない方も、「応仁の乱」は西軍と東軍に分かれて戦い、その西軍の本陣が置かれたエリアが西陣と呼ばれました。戦乱後、その地の産業であった織物が「西陣織」と命名されたとさ……。歴史が苦手な方は、これだけで十分です。

 西陣エリアの観光スポットを訪れながら、ほんの少し知って、観光を満喫する、これが今回のテーマ。「いざ、出陣」です。

拡大する写真・図版応仁の乱勃発地 御霊神社(上御霊神社)=2006年12月 塩原直美撮影

応仁の乱が始まった場所からスタート

 「応仁の乱」は約11年続いた内乱です。最初に「えいや~!」と戦いが始まった場所が御霊神社(上御霊神社)です。鳥居前には「応仁の乱勃発地」の碑が立っています。

拡大する写真・図版応仁の乱勃発地の碑=2006年12月 塩原直美撮影

 鳥居前にある水田玉雲堂の「唐板」は、ガイドブックにも掲載されている有名な京土産です。

 さて西軍・大将の山名宗全の屋敷跡碑が堀川今出川の交差点からほど近い場所にあります。この屋敷に西の本陣が置かれたため「西陣」という訳です。

拡大する写真・図版山名宗全屋敷跡碑=2012年5月 塩原直美撮影

 ちなみに西陣というエリア名は残りましたが、「東陣」というエリア名は残っていません。しかし今年、市民の方から「東陣」も知ってもらおうという動きがあり、5月に小川児童公園に「東陣ゆかりの地」の説明板が立ちました。

西陣で織物体験 完成品は?

拡大する写真・図版京都市考古資料館前に建つ「西陣」の碑=2012年5月 塩原直美撮影

 さて「西陣」の大きな記念碑が立つ京都市考古資料館。無料で見学できる施設で1階は企画展と資料の閲覧、2階は京都の歴史がわかる常設展示があります。

拡大する写真・図版京都市考古資料館=2012年5月 塩原直美撮影

 目と鼻の先に、「西陣織会館」があります。西陣織のすべてが分かる施設で販売だけでなく、体験や着物ショーなども催しています。

 今回、私は織物体験をしてきま…

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