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 預かり保育中の乳児を食塩中毒で死なせたとして、保育施設経営者が傷害致死の疑いで逮捕されたことを受け、亡くなった下坂彩心ちゃんの両親が11日、弁護士を通じてコメントを発表した。全文は次のとおり。

 私たちの最愛の娘彩心は、2015年8月18日の明け方、1歳の誕生日の日に帰らぬ人となりました。その前日、市内の託児所スマイルキッズに預けた時は元気だったのに、お迎えに行ったときは無残な状態で、そのまま私たちのもとに帰ってきませんでした。岩手医大救急センターの先生からは、急性塩化ナトリウム中毒、要するに塩水を飲ませられて死亡したと聞かされました。

 私たちは、この2年間、娘を失ったことの哀しみと辛さに加え、どうして娘が帰らぬ人となったのか、一体、スマイルキッズで、その日何があったのか、についても全く分からず、言葉に言い表すことができない怒りと辛さを味わってきました。

 本日関係者の逮捕でようやく真実が明らかになる道が開けました。これからは司法の場であの日のことを明らかにしていただきたいと思います。

 もう何があっても娘は帰ってきません。でもせめて、真実が明らかになり、二度とこのようなことが起きないようにしてもらいたいと切に願っています。