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 将棋の公式戦最多連勝記録を30年ぶりに塗り替えた中学生棋士、藤井聡太四段(14)が12日、地元の愛知県体育館で開催中の大相撲名古屋場所を観戦した。師匠の杉本昌隆七段(48)とともに向正面(むこうじょうめん)の升席から見守り、好勝負に拍手を送っていた。

 打ち出し後に横綱白鵬と対面。藤井四段は扇子を贈り、白鵬からは開口一番、「かわいいね」と言われたという。藤井四段は対面後、「もっと強くなって白鵬関の相撲のように堂々とした将棋を指したい」と話した。白鵬は「静かさの中に強さがあった。若いんだから、またゼロから挑戦して自分の記録を塗り替えてほしい」。

 藤井四段は2度目の相撲観戦。テレビでは将棋を始めた5歳のころから観戦していたという。「宇良関の独特の柔らかい相撲に注目している」「一瞬の勝負にかける気持ちを感じて勉強になった」といい、「勝負の気迫を肌で感じた。自分もあれくらいの気迫で将棋盤に向かっていかなくてはいけないと思った」と話した。