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絵本作家・黒井健さん

 小学校の教科書でなじみ深い、新美南吉の童話「ごんぎつね」。絵本も数多く出版されている中で、黒井健さんの作品(1986年、偕成社)は、幻想的なタッチが印象的です。主人公・ごんに自らを重ねて描き、作風が変わる転機にもなったという、その訳は?

 ――作画の依頼を受けた時、既に多くの絵本を手がけ、作家として注目されていたのですね。

 実は絵本づくりに希望を失い、これでダメなら最後にしようと考えていたんです。

 それまでは犬や子グマ、元気なおばあちゃんを主人公に、明るくかわいく、わかりやすい絵本やしかけ絵本を描いていました。お話を自分で作ることもあり、前年は15冊以上を描く大変な忙しさでした。

 でも、仕事を終えた年末、書店に立ち寄ると、私の絵本は1冊もなくて。誰にも読まれていない、きっと向いていないのだと思い始めていました。

 子ギツネのごんは、いたずらを…

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