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 2千年前のものとされるハスの実からよみがえった古代ハス(大賀ハス)が、島根県益田市久城町の国史跡スクモ塚古墳わきの池で見頃を迎えている。

 古代ハスは千葉市の遺跡で約2千年前の地層から1951年に発掘したハスの実を育て、開花させたもので全国各地に広まった。益田市には市民団体「久城伝承文化顕彰会」が2001年、出雲市の荒神谷史跡公園から株分けしてもらい、地元住民が育てている。

 淡いピンク色の花を付け、ひょうたんのような池(長さ約20メートル、最大幅約4メートル)一面を覆っている。雑草を抜いたり肥料をやったりと世話をしてきた久城北自治会長で写真家の吉崎佳慶さん(76)は「よみがえった命。奇跡の花を楽しんでほしい」。花は今月末ごろまで楽しめるという。(礒部修作)

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