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 韓国仁川本部税関は13日までに、今年3月から約2カ月にわたって金塊計70キロ(時価約35億ウォン=約3億5千万円相当)を韓国に密輸した日本人の男(24)と、受け取り役の韓国人の男(49)を関税法違反などで拘束し、仁川地検に告発した。韓国関税庁が13日発表した。

 同庁によれば、男らは香港を拠点にし、日本やインドネシア、シンガポールなどに金塊を密輸する国際的な犯罪組織の構成員。

 日本人の男が香港から金塊を密輸し、経由地の関西空港で運搬役の日本人3~4人と合流。金塊を腹に巻き付けて仁川国際空港の税関を通過した。ソウル・明洞のホテルで金塊を受け取った韓国人の男が、ソウル市内の卸売業者に売りさばいていた。

 男らは日本を経由したり、深夜便を利用したりして摘発を逃れようとしていた。また、身元を明らかにせず、スマートフォンのSNSだけで連絡を取り合って、摘発が広がらないように警戒していたという。(ソウル=牧野愛博)