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 国民生活センターは13日、豊胸効果をうたう「プエラリア・ミリフィカ」という植物の成分を含むサプリメントを飲み、生理不順などの不調を訴える相談が相次いでいると発表した。「若い女性に被害が多い。安易に摂取しないで」と呼びかけている。

 プエラリア・ミリフィカはタイ原産のマメ科の植物。根に女性ホルモンと同じ働きをする成分を含み、この粉末などが入った美容目的のサプリが近年、主に通信販売で売られている。

 消費生活センターなどに寄せられた被害相談は2012年度以降、209件にのぼる。腹痛や発疹などの消化器や皮膚障害に関するもののほか、生理不順や不正出血といった女性特有の症状の相談も多く寄せられている。相談者の年齢別では20代が最も多く約3割を占めた。福岡県の30代の女性はサプリを飲んだ後に不正出血が起き、子宮内膜が厚くなっていると診断されたという。

 国民生活センターが12商品を購入し、試験管でテストしたところ、10商品で女性ホルモンと同じ作用があった。一方で、若い女性が豊胸などの目的で飲む場合の安全性や有効性に関する研究報告はほとんどないという。

 日本には食品に使う際に含有量などの規制はないが、韓国や欧州連合では食品への使用や販売ができない。タイでは1日の摂取量について粉末100ミリグラム以下を推奨している。

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