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 2020年東京五輪・パラリンピックの準備状況を確認する国際オリンピック委員会(IOC)の調整委員会のジョン・コーツ委員長は18日、朝日新聞記者との単独会見で、五輪の競泳決勝を午前中に行う可能性を示した。多額の放映権料を払う米テレビ局NBCに配慮し、ゴールデンタイムとなる米国時間夜に行う狙いがある。

 08年北京五輪でも放映権を持っていたNBCの要望で、競泳全種目と体操の団体総合、個人総合が異例の午前決勝となった。東京五輪もNBCが米国向けの放映権を持つ。コーツ氏は「競泳も体操も日本は強い」としつつも、競技団体、NBC、オリンピック放送機構との話し合い次第で「競泳は、北京と同じようになる可能性があると思う」と述べた。

 また、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が野球の1次リーグを6チームの総当たり戦とするよう要望していることについて、コーツ氏は「総当たり戦は採用しないと前回の調整委員会で決めた」とし、1組3チームの2組で行う従来方針は変えないと改めて強調した。(シドニー=小暮哲夫)