シリーズ:アトピー性皮膚炎

アトピー、薬塗り続ける新治療 「見えない炎症」抑える

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川村剛志
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 アトピー性皮膚炎の新たな治療法が定着しつつある。ステロイド剤など抗炎症薬で湿疹を抑えた後も薬を使い続け、「見えない炎症」を抑えるもので、学会が昨年、強く推奨した。抗炎症薬で症状が改善しない患者向けの新薬の開発も進み、期待が集まっている。

 乳児期からアトピー性皮膚炎に悩まされていた東京都葛飾区の莉央(りお)ちゃん(4)は2014年12月、全身の湿疹がひどくなり、かかりつけ医の紹介で同区の東京慈恵会医科大葛飾医療センターを受診した。

 アトピーの治療では、抗炎症薬で湿疹をおさえる。湿疹が治ると薬を塗るのをやめ、再発した時に再び使うのが一般的だった。

 子どもの薄い皮膚にステロイ…

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