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 1942年にスイス南部バレー州のアルプスで行方不明になった地元夫婦の遺体が、氷河付近から発見されたと地元紙「ルマタン」が18日、報じた。同紙によると、夫婦には7人の子供がおり、そのうちの現在79歳の娘は「75年待ったニュースだ。私を深く慰めてくれている」と述べたという。

 地元警察の発表や現地報道によると、42年8月15日、散策中に誤って氷河の割れ目に落ちて、死亡したとみられるという。当時、夫が40歳、妻が37歳だった。今月14日、標高2615メートルのスキーリゾートの氷河で、身元特定につながる荷物と一緒に2人の遺体が見つかり、DNA検査で身元が確認されたという。

 スイス・アルプスでは、遭難者の遺体が長い年月を経て見つかるケースが相次いでいる。2015年8月には、1970年8月に消息を絶った千葉市の男性(当時22)と東京都墨田区の男性(同21)の遺体が標高約2800メートルの氷河付近で見つかっている。(モスクワ=松尾一郎)

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