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 コマツは19日、NTTドコモなどと共同で、建設現場の作業効率を高める新事業を始めると発表した。人や建機の動き、地形など、変化する工事現場の3次元データを蓄積し、人工知能(AI)で分析して作業のムダをなくす。建設業で問題になっている人手不足に対応する。

 センサーや通信機能がある建機やドローンでデータを集め、活用する仕組みはすでにあるが自社向けだった。新事業では他社も使える仕組みとし、海外の建設現場へも広げる計画。10月1日にも共同で新会社を設立する。

 コマツによると、2014年時点の建設労働者約340万人のうち、約110万人が今後10年間で離職する見通し。熟練労働者のノウハウを代替するため、センサーを備えた機器でデータを集め、インターネットを介して活用する「IoT(モノのインターネット)」の導入がカギを握る。

 コマツの大橋徹二社長は「少子高齢化が進む中で、九州豪雨のようないろいろな災害が起きている。安全で生産性が高い工事を進めるのが大事だ」と話した。(青山直篤)

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