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 相模原市緑区の「津久井やまゆり園」で起きた殺傷事件から26日で1年になる。同園の家族会などは22日、建て替えのための仮移転先「津久井やまゆり園芹が谷園舎」(横浜市港南区)の体育館で、亡くなった19人を追悼する集会を開いた。

 出席者によると、遺族ら約170人が参列。「十九の御霊よ安らかに」と書かれた立て札を花で囲んだ祭壇に、19本のロウソクが置かれて火がともされた。出席者は黙禱(もくとう)し、遺族から順に献花台に花を手向け、祈りを捧げた。祭壇の横には亡くなった19人それぞれの生前の映像が流されたという。

 入倉かおる園長は「一人ひとりの人生が確かにあの地にあって、豊かに暮らしていたことを語り合いたい」などと涙ながらに話したという。

 事件で重傷を負った尾野一矢さん(44)の父・剛志さん(73)は「もう1年か、あっという間だったなとかみしめた。この事件のこと、障害福祉のことをいろんな人に伝えていかないといけない」と話した。(飯塚直人)