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 大手商社の双日は、アジア地域で富裕層や企業向けにジェット機を運航する事業に参入する。米国に子会社をつくり、香港に拠点事業所を開設。中国や東南アジアで増えると見込まれる富裕層の需要を取り込む考えだ。

 双日が運航するのは客数4~20人の「ビジネスジェット」と呼ばれる飛行機。ジェット機のオーナーから機体を預かり、整備やパイロットの手配、運航を一括管理。すでに数億円を出資して子会社「フェニックスジェット・インターナショナル」を設立。同名のブランドで事業を展開する。

 双日は2003年から国内を中心にビジネスジェット事業を手がけており、現在、約10機を扱う。

 欧米で盛んな事業で、今年5月には日本航空がフランスで運航を始めた。一方、アジアでも定期便のない地域を効率的に移動できることなどからニーズが高まりつつある。双日は今後10年で、ビジネスジェットの新規需要がアジア地域だけで1千機増えるとみている。(鬼原民幸)