[PR]

 チケット販売の「ぴあ」は20日、音楽に特化した大型コンサートアリーナを、横浜市西区みなとみらい地区に建設すると発表した。収容客数は約1万人(着席時)で、開業は2020年春を予定する。民間企業が単独で大型アリーナを建設・運営するのは珍しい。

 計画によると、延べ床面積は約2万1千平方メートル。地下1階、地上4階建てで飲食店も入る。今年12月に着工予定で、初期投資額は約100億円の見通し。

 大型アリーナの建設や運営には行政がかかわることが多く、スポーツなど多目的な用途向けになりがちだ。今回のアリーナは、ライブ・コンサートのための施設。ステージは固定し、どの席からでもアーティストを近く感じられるようにする。音響や照明環境にこだわり、機材の搬入もしやすく設計するという。

 同社によると、音楽ライブの市場規模はこの5年で約2倍に伸び、会場不足が問題となっているという。20年開催の東京五輪では大型施設が優先的に利用され、会場不足に拍車がかかると見込まれる。今回のアリーナ建設は、その対策も兼ねているという。(植松佳香)