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 安倍晋三首相は8月3日に行う予定の内閣改造で、岸田文雄外相を続投させる意向を固めた。第2次安倍内閣の発足時から外相を務める岸田氏の安定感を評価。「ポスト安倍」の有力候補とされる岸田氏が閣外に出れば、首相批判の受け皿になりかねないとの判断も働いたとみられる。

 複数の政権幹部が明らかにした。首相は20日夜、岸田氏と都内で会食し、続投の方針を伝達。岸田氏も7月に入って首相に「閣外に出るなと言われれば従う」との考えを伝えていた。

 自民党岸田派内には来年9月の党総裁選に備え、閣外に出て首相との対立軸を明確にした方がよいとの意見もあった。岸田氏も最近、周辺に「長くやったから外相はもう十分だ」と漏らし、処遇が内閣改造人事の焦点になっていた。