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 津市は8月から、ふるさと納税の返礼品に21品目を新しく加えて、ラインナップを倍増する。総務省の通知を受けて他自治体が返礼品を縮小する中、「間隙(かんげき)をぬって打って出た」(前葉泰幸市長)という。

 追加するのは「おぼろタオル」のバスタオル、井村屋のようかん、「松阪牛の極上部位味くらべセット」(竹屋牛肉店)など。一方、これまでの返礼品(19品目)のうち、三重テラス商品引換券(2千円分)は「金銭類似性が高い」として、8月から取りやめる。また、市内在住者が同市にふるさと納税をしても返礼品を贈らないことにする。

 自治体間の競争のあおりで、津市では2015年度、寄付額が前年度から3割以上減少。16年度は返礼品にすき焼き用の松阪肉(1キロ)を加えててこ入れを図り、寄付額が2・6倍の1733万円に伸びた。

 総務省は4月、返礼品の金額を寄付額の3割以内に抑えるよう自治体に通知した。前葉市長は「公平な競争になるので、魅力的なラインナップを組むことで、ほかの自治体と十分戦えるのではないか」と期待していた。