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 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設工事が進む名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ前で22日、抗議集会があった。約2千人(主催者発表)が手をつないで「人間の鎖」を作り、基地を取り囲んで工事に抗議した。

 翁長雄志(おながたけし)知事が24日にも工事の差し止めを求める訴訟を那覇地裁に起こすのに合わせ、平和団体などが企画。国道329号に面した基地のフェンスに沿って約1・2キロにわたって手をつなぎ、ウェーブを起こしたり歌を歌ったりして反対をアピールした。名護市の稲嶺進市長も参加し、「私たちは何度も(反対の)意思を示してきたにもかかわらず、日米は何一つ聞こうとしない。私たちが求める民主主義、地方自治はこんなはずではない」と、計画を進める日米両政府を批判した。

 沖縄防衛局は4月25日から埋め立て予定区域を囲む護岸の造成工事を基地北側の浅瀬から始め、現在は100メートルほどの長さになっている。最終的には総延長7キロ以上の護岸を造る計画で、秋までには南側でも新たな護岸工事が始まる見込み。