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 22日からの記録的な大雨で、秋田県内では住宅や農地への浸水が相次ぎ、秋田―盛岡間で秋田新幹線がストップするなど影響が拡大している。23日になって雨は収まりつつあるが、県などは引き続き河川の氾濫(はんらん)などに警戒するよう呼びかけている。

 気象庁によると、活発な梅雨前線の影響で、秋田県内の11カ所の観測地点で前日からの24時間の降水量が観測史上最大を記録。秋田地方気象台によると、23日昼までの24時間雨量は秋田市雄和で348・0ミリ、横手市で311ミリ、仙北市角館で295・5ミリなどという。

 国土交通省湯沢河川国道事務所によると、23日午前に大仙市の雄物川が氾濫し、市内の3地区で住宅や農地などが浸水した。大仙市や由利本荘市など3市1町は浸水や土砂崩れなどの危険が高まったとして、計約2万6千人に避難指示を出している。

 JR秋田新幹線は終日、盛岡までの区間を運休した。東北電力秋田支店によると、大雨による土砂崩れや倒木などで、23日午後2時までに大仙市や秋田市など県内各地で延べ約9500戸が停電した。周辺の道路の冠水や土砂崩れなどで、電気の復旧の見通しが立たない地域もあるという。