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 面倒な草刈りをアートで楽しむ「棚田草刈りアート日本選手権大会」が23日、南魚沼市の栃窪地区で行われた。県内外から参加した20チームが、草刈り機で絵や文字を描き、思い思いの作品を仕上げた。

 栃窪地区は標高500メートル前後の中山間地で、約60ヘクタールの農地の多くは棚田。稲作は、環境を守るため除草剤を最低限の使用にとどめており、草刈り作業は農家の大きな負担になっていた。草刈りアートは、重労働を地域おこしにもつなげる狙いで毎年行われ、今年で10回目になった。

 「キャンバス」は、棚田ののり面で、大きな所は高さ十数メートル、幅数十メートルにもなる。今回は地元チームはじめ、長岡造形大学や早稲田大学のほか、鹿児島県からの参加もあった。早稲田大学Bチームは、おにぎりを食べる男の子に「ファースト」という文字を添えた。メンバーの1人は「生産者と料理してくれる人への感謝を表現した」と話した。

 作品は8月中旬ごろまで鑑賞できる。目印は「棚田草刈りアート日本選手権大会」と記された赤いのぼりで、各作品の位置を示した地図入りのチラシは、栃窪集落開発センターの入り口付近に用意している。

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