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(24日、高校野球熊本大会 秀岳館3―1九州学院)

 秀岳館の鍛治舎(かじしゃ)監督は突発性不整脈のため、準決勝に続きベンチに姿はない。「自分にできるのは優勝を届けることだけ」と先発の川端。2番手の田浦は「先頭打者を大事に」という監督の言葉を肝に銘じた。この夏、強固な継投を見せてきた両左腕が躍動した。

 一回に押し出し死球で失点した川端は、二回は3者三振と見事に立ち直る。五回は3番村上に空を切らせてピンチを脱した。田浦も七回以降危なげなく、148キロで最速を更新。今大会計14回3分の1を無失点で締めくくった。

 決勝点は九回2死から。二、三塁で半情の一塁内野安打が敵失も誘ってやっと2点を挙げた。打線が苦しんだ中、「投手陣はいい状態」と田浦。3度の甲子園を知る2人の存在感は、いよいよ大きくなっている。