拡大する写真・図版 正法寺の大方丈(国重要文化財)の上段の間を飾る障壁画「琴棋書画図」=京都府八幡市、佐藤慈子撮影

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 今秋の「京都非公開文化財特別公開」(京都古文化保存協会など主催、朝日新聞社特別協力)では、正法寺(しょうぼうじ、京都府八幡市)の大方丈(国重要文化財)を華麗に飾る狩野派による金碧(きんぺき)障壁画が披露される。

 正法寺は徳川家康の側室で尾張徳川藩祖・義直の生母・相応院の菩提(ぼだい)寺として栄えた。江戸初期の造営とみられる大方丈の上段の間は、琴や碁に興じる人々を描いた「琴棋書画(きんきしょが)図」に彩られる。また、他の部屋も「松図」が描かれ、いずれも江戸初期の狩野派による作とみられる。

 八幡市ではほかに、石清水(いわしみず)八幡宮と松花堂(しょうかどう)庭園・美術館も公開される。

 特別公開は11月1~12日(一部異なる)、京都市や木津川市などの24カ所が参加する。拝観料は原則、1カ所大人800円、中高生400円。詳細は協会ホームページ(http://www.kobunka.com別ウインドウで開きます)。問い合わせは協会(075・754・0120)へ。

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 特別公開の拝観料収入は、文化財の修理や保存に役立てられています。(久保智祥)