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 26日夜から27日午前にかけて、「異臭がする」「焦げ臭いにおいがする」といった福岡市消防局への119番通報が100件以上相次いだ。市環境保全課などにも異臭を訴える電話が30件ほどあった。26日から、西隣の福岡県糸島市内で廃材が燃える火災が続き、その影響とみられる。

 糸島市消防本部によると、26日午後9時20分ごろ、糸島市高祖のリサイクルセンターから出火。敷地内に積まれたプラスチックや家電約3千立方メートルのほか、付近の山林約200平方メートルが焼けた。27日午後0時半過ぎに鎮火した。糸島市によると周辺で異臭が発生したという。

 福岡県は27日、微小粒子状物質PM2・5の濃度が高まったとして、一時、福岡市や糸島市など9市8町を対象に注意喚起をした。同県内で注意喚起が出たのは2年4カ月ぶり。福岡市西区の二つの測定局で、午前5~7時の1時間値の平均が、大気1立方メートルあたり85マイクログラムを超え、1日平均が国の暫定指針値の70マイクログラムを超えると予想されたため。

 福岡市環境保全課は、PM2・5の濃度が急激に上昇したことから、糸島の火災が原因の可能性があるとみている。(岡田将平)