[PR]

 8月30日~9月9日に開催される第74回ベネチア国際映画祭で、最高賞の金獅子賞を競うコンペティション部門に、是枝裕和監督の「三度目の殺人」が選ばれた。是枝監督は1995年、監督デビュー作「幻の光」で「金のオゼッラ賞」を受賞して以来、同映画祭のコンペ部門への参加は2回目。

 ある殺人事件をめぐる心理サスペンスで、主演の福山雅治さんが事件を担当する弁護士、役所広司さんが容疑者、広瀬すずさんが被害者の娘を演じる。是枝監督は「今までにないチャレンジを数多くしたので、作品がどのようにイタリアの地で受け入れてもらえるのか楽しみにしています」とコメントした。

 また斬新な作品を集めた「オリゾンティ部門」に、青森県の古川鳳羅(こがわたから)君(7)が主演する「泳ぎすぎた夜」(五十嵐耕平監督ら)が選ばれた。冬の青森を舞台にした日仏合作作品。古川君は「えいがのおまつりでしょうをとれていいきもちになりました。青森にもそのえいががきてくれればいいなと思います。つぎに世かいじゅうの人にみてもらってうれしいです」とのコメントを発表した。

 ほかにも、映画祭のフィナーレを飾るクロージング作品に北野武監督の「アウトレイジ 最終章」、「アウト・オブ・コンペティション部門」に音楽家の坂本龍一さんを追った日米合作のドキュメンタリー映画「Ryuichi Sakamoto: CODA」が出品される。(伊藤恵里奈)