[PR]

 米上院は27日、ロシアなどへの制裁強化法案を可決した。既に下院で圧倒的多数で可決しており、親ロ的な姿勢を示すトランプ大統領が署名をするかが注目される。

 上院の採決では、賛成98で反対が2だった。法案には柱として、大統領が制裁を緩和したり、撤廃したりする場合には、議会の同意が必要になる条項が盛り込まれた。昨年の米大統領選挙への介入やウクライナ情勢を巡ってオバマ前政権が科した制裁を補完する内容となっている。

 トランプ氏は就任前から、対ロ制裁の解除も示唆するなどロシア寄りの発言をしてきた。だが、選挙中のトランプ氏陣営とロシアとの関係が捜査対象となる中、署名を拒否すれば議会などから批判が噴出するとみられる。

 ホワイトハウスのサンダース報道官は27日の会見で、トランプ氏が厳しい制裁を支持しているとしつつ、「最終的な法案を待って判断する」と話し、署名をするかの明言を避けた。(ワシントン=杉山正)

こんなニュースも