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 将棋の元名人で、日本将棋連盟の会長を務める佐藤康光九段(47)が28日の対局に勝ち、公式戦の通算1千勝を達成し、特別将棋栄誉賞を受賞した。2007年に羽生善治三冠(46)が記録して以来、史上9人目。

 名人挑戦権を争うA級順位戦で、広瀬章人八段(30)を破った。4月に999勝目を挙げたが、その後7連敗を喫して足踏みが続いていた。「非常に喜びを感じている。これからも一局一局、大事に指していきたい」と話した。

 佐藤九段は京都府出身。1987年にプロ入りし、30年で大台に到達した。タイトルの獲得は13期で、「永世棋聖」を名乗る資格も持つ。同世代の羽生三冠らとは、タイトル戦で度々激闘を繰り広げた。今年2月からは日本将棋連盟の会長を務める。(村瀬信也