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 総合格闘技(MMA)の大会「RIZIN(ライジン)」が30日、さいたまスーパーアリーナ(さいたま市中央区)であり、バンタム級トーナメント1回戦など全11試合があった。タレント野沢直子さんの長女、真珠・野沢オークライヤーは、シーナ・スター(米)に一本勝ち。米UFCからの国内復帰2戦目の堀口恭司は、ベテランの所英男をTKOで破った。

 米国で生まれ育ち9歳から空手を始めたという23歳の真珠は、今年2月に米国内でMMAデビュー。今回が初の国内プロ大会参戦だった。リングサイドで直子さんが見守る中、真珠は空手仕込みの前蹴りにパンチを交えてロープ際に追い詰めると、組み付いてテイクダウン。マウントポジションからシーナの顔面にパウンドを振り下ろす。真珠が馬乗りのまま、長い足を生かしたフットチョークでシーナの首を押さえつけながら、左腕を取って腕十字固め。シーナはたまらずタップした。

 堀口は、遠い間合いから飛び込む打撃を繰り返し、組み付きたい所を寄せ付けない。前蹴りで踏み込んでからの右フックが所の顔面にクリーンヒット、崩れ落ちたところにパウンドで追い打ちをかけると、すかさずレフェリーが止めに入った。

 このほか、女子レスリング元世界王者の山本美憂は判定でキャシー・ロブ(米)を下し、MMA3戦目にして悲願の初勝利。柔道と柔術がベースの確かな技術でMMA連勝中の21歳・KINGレイナは、体重差13キロ超の大柄なレイディー・タパ(トンガ)相手に何度も関節技の体勢に入るなど圧倒、判定勝ちを収めた。「世界最強の女柔術家」こと体重111・8キロのギャビ・ガルシアと同117・9キロのオクサナ・ガグロエヴァ(ロシア)の重量級対決は、パンチを繰り出したガルシアの指がガグロエヴァの目に入るアクシデントによって無効試合に終わった。(北林慎也)

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