【動画】封じ手は「18の十二」 囲碁名人戦第1局
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 高尾紳路(しんじ)名人(40)に井山裕太六冠(28)が挑戦する第42期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第1局は31日、大阪市北区のホテル「コンラッド大阪」で再開され、2日目に入った。夜までに終局する見通し。

 午前9時、両者が1日目の96手目までを並べ直し、立会人の小林光一名誉名人が封じ手を開封した。挑戦者が封じていた黒97は検討陣も候補に挙げていた手。右辺白へ肉薄しながら黒の鉄壁の形をつくった挑戦者は、黒103から右下白へ襲いかかった。

 「厳しい一手」と検討陣。挑戦者の攻めをしのぐ名人はイスの上で正座になり、何度も頭を抱えた。

 地合いで名人に先行されている挑戦者は、さらに黒113と下辺にも迫った。不安定な上辺の白一団もにらみながら、右下と下辺双方の白を攻め立てている。

 解説の村川大介八段は「名人がいかに被害を少なくしのげるか。攻めている挑戦者の方が打ちやすそうだが、勝ちにするにはまだ難しい」と話した。(深松真司)

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