【動画】パナソニックが開発中の自動洗濯・乾燥・衣類折り畳み機=寺西和男撮影
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 パナソニックが、洗濯・乾燥から衣類の折りたたみまで自動でできる洗濯機の開発を進めている。ベルリンで、9月1日に一般公開が始まる欧州最大の家電見本市「IFA」の会場に、デモ用の試作品を展示する。一般公開に先立ち8月30日、報道陣向けに初公開した。

 壁に埋め込まれた機械は大人の身長ほどで、大型タンスのようだ。手を触れるとあらわれた投入口に衣類を投じると、素材や汚れ具合を自動的に把握。台の上に一枚ずつ広げ、上から洗剤入りの水をかける。同時に下から水を吸い取ることで、繊維の汚れを取る。通常の洗濯機より衣類が傷みにくいのだという。

 その後、温風をあてて乾燥。ロボットアームで折りたたみ、作業終了となる。自動で衣服を折りたたむ機械は、ベンチャー企業のセブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ(東京)や大和ハウス工業といっしょに開発を進めている。

 パナソニックは、将来の家電を提案するプロジェクトを社内で立ち上げており、洗濯機はアイデアの一つ。7~10年後の市販をめざしている。

 IFAではこのほか、音声での指示で動く冷蔵庫も展示。「テーブルまで来て」と呼びかけると、台車で走って近づく。事前に部屋の間取りを記憶している。テレビをみていて飲み物を取りに行くのが面倒な時などに便利そうだ。

 IFAには世界の家電メーカーなど約1800の企業や団体が出展。一般公開は9月1~6日。(ベルリン=寺西和男)

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