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 ITを使った高齢者の見守りサービスが広がっています。自宅で倒れるなどの緊急事態をすぐに察知したり、日常生活の改善につながったり。介護の負担を減らす効果もあるようです。

 横浜市住宅供給公社のマンションで一人暮らしをする瀧巍(たきたかし)さん(91)は今年4月から、富士通が開発した見守りサービスを利用している。

 このサービスの特徴は、「音」から異常を察知する点だ。部屋に置いた小さな弁当箱ほどの機器が、24時間365日、室内の音を収集する。

 突然大きな音がした場合や音が長時間しない場合に、看護師が常駐するコールセンターに通知が届く。看護師は機器を通じて話しかけたり、電話をかけたりして安否を確認する。機器には、人の動きや温度・湿度を検知するセンサーも付いており、異常があれば看護師が安否確認する。瀧さんは「一人暮らしの不安感が随分薄れた」と話す。室内のボタンを押すと警備員が駆けつけるサービスには加入しているが、「突然倒れたらボタンを押せない」。

 音による見守りを開発した背景には、利用者のプライバシーへの配慮もある。このサービスは、「音」の大きさや種類を検知するだけで、録音はしない。カメラでの見守りよりも利用者の抵抗感を減らし、「見守りとプライバシーを両立させた」(富士通の相原蔵人シニアマネージャー)という。

 富士通は、サービス付き高齢者向け住宅や一般の戸建て住宅などへの導入も進める予定。利用料金は住居のタイプによるが、初期費用が2万8000円程度、月額3200円程度からを想定している。

 在宅介護サービス事業を展開する「やさしい手」(東京都目黒区)は、人の動きや居室の温度、湿度、照度やドアの開閉を感知するセンサーを用いた見守りサービスを、昨年7月から開始。高齢者の生活改善にも活用している。

 例えば、軽度の認知症で1日2…

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