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クレプトマニア やめられない万引き

 2014年の正月。京都市の男性(29)は、関西地方の実家で「父親不在」の家族会議を提案した。万引きなどの罪で3度目の服役を終える父(56)の出所が3カ月後に迫っていた。

 幼い頃、父は家にいなかった。仕事で離ればなれだと信じていた。どこかにいる父につたない字で手紙を書いた。「お仕事頑張って。早く帰ってきてね」

 実は、服役していた。事実を知ったのは高校時代だった。自宅が家宅捜索を受け、母(57)から告げられた。それ以来、父を遠ざけ、家族もばらばらだった。

 だが、妹が結婚し、家庭を築き、「これまでのやり方ではだめだ」と思った。母も家族会議をきっかけに、知人の弁護士を通じ、クレプトマニア(窃盗症)の自助グループを探し出し、2人で通った。出所した父をその足でグループに通わせ、群馬県渋川市の赤城高原ホスピタルにも入院させた。父は現在も治療を続けている。

 男性は「オトンも家族も、えた…

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