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 国際オリンピック委員会(IOC)は7月31日、2024年夏季五輪招致をパリと争っていた米ロサンゼルスと、28年五輪の開催で合意したと発表した。これで24年パリ、28年ロサンゼルスでの開催が確実になった。9月のIOC総会(ペルー・リマ)で正式に決まる。

 IOCのバッハ会長は11年後の開催の準備として、18億ドル(約1980億円)をロス招致委員会に提供すると発表。「決断を歓迎する。8月には三者合意を結べることに自信を持っている」と声明を出した。

 24年五輪招致では巨額の財政負担を嫌い、3都市が立候補を途中で取りやめた。招致熱の冷え込みに危機感を抱いたIOCは7月の臨時総会で、パリとロサンゼルスとの合意を前提に、24年と28年大会の開催都市を同時に決めるという異例の案を承認していた。

 パリは当初から、選手村予定地を24年以降も確保するのは難しいとの理由などから24年大会開催へのこだわりが強く、ロサンゼルス側が譲歩する形での決着となった。パリでの開催は1900年、24年以来、ロサンゼルスは1932年、84年以来となり、ともにロンドンと並ぶ3度目の夏季五輪開催となる。(ロンドン=稲垣康介

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