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 日本からの観光客も多い米ハワイ州ホノルル市が米国の大都市では初めて、道路横断時の「歩きスマホ」に罰金を科す条例を制定した。10月25日から施行される。

 市議会が7月27日に可決した条例は、道路を横断する際に「複数の人たちの間で遊びやデータ通信をする電子機器」の使用を禁止する。具体的には「スマートフォンのほか、パソコン、デジタルカメラなども含まれる」としている。緊急時は除く。また、救急隊員らは対象にならない。

 初めて罰せられた場合には15(約1650円)~35ドル、繰り返すと3回目には75~99ドルの罰金が科せられる。

 ロイター通信によると、ホノルルのカーク・コールドウェル市長は「我々は全米でも、横断歩道で歩行者が車にはねられることが多い不名誉な都市になっている」と話し、歩きスマホへの罰則の必要性を強調した。

 全米安全評議会によると、2000年から11年にかけて「歩きスマホ」でけがをした事故は全米で約1万1100件で、半数以上が40歳以下だった。また約8割のけがが転倒によるものだったという。(サンフランシスコ=宮地ゆう

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