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 名古屋市西区のパート従業員野田みゆきさん(53)が6月中旬から所在不明となり、知人で岐阜県大垣市笠木町、作業員西田市也容疑者(20)と、滋賀県愛荘町のアルバイト少年(18)が死体遺棄容疑で逮捕された事件。捜査関係者によると、野田さんと西田容疑者は、インターネットを通じた取引で使える仮想通貨「ビットコイン」に関する投資事業がきっかけで知り合った。ただ、2人の間にビットコインを巡るトラブルは確認されておらず、県警は事件の経緯を調べている。

 野田さんは飲食店のパートをしながら投資事業も手がけ、最近はビットコイン関連の投資セミナーを仲間とともに開催していた。西田容疑者は、この投資セミナーに参加していたほか、事件直前には野田さんに「ビットコインに関する話がある」と伝え、大垣市内で会う約束をしていたという。一方、逮捕された少年と野田さんに面識はなかったとみられる。

 西田容疑者と少年はともに滋賀県出身で、幼なじみ。遺棄現場の犬上ダムは2人が住んでいた地域から近く、県警は現場に土地勘があったとみている。

 西田容疑者のアパートの住人男性は「たまにあいさつしたが、優しそうだった」と驚いていた。少年は今年初めから自宅に帰らず、家族から警察に届けが出されていたという。少年の祖母は「どこかで仕事を頑張っていると思っていた。こんなことになるなんて」と涙を流しながら話した。