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 スズキが3日発表した2017年4~6月期決算は、売上高が前年同期比15・3%増の8693億円、営業利益が43・8%増の850億円、純利益が72・4%増の654億円と、いずれも第1四半期として過去最高だった。利幅の大きい多目的スポーツ車(SUV)が好調だった。

 四輪車の世界販売も9・7%増の74万1千台で過去最高を更新。欧州ではSUV「SX4 S―CROSS」などが好調で販売台数が19・8%増え、乗用車市場のシェア5割を占めるインドでも14・3%増えた。

 欧州では、スズキのSUV「ビターラ(日本名エスクード)」にディーゼルエンジンを供給するフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)に排ガス不正疑惑が浮上している。この日の会見で、スズキの長尾正彦常務は「一義的にはFCAに対応して頂きたい」と述べた。

 日本でも、燃費不正問題で冷え込んでいた軽自動車が持ち直した。近年力を入れている軽以外の車も、小型車「ソリオ」や「スイフト」が堅調で、利益水準を押し上げた。